紫根、紫雲膏、潤肌膏   

2011年 10月 21日

 一昔前から話題の紫根化粧水の作り方について記述します。
 まず、紫根15gをはかる。300mlの水に入れ、とろ火で10~15分程煮詰めます。
 初めてという方は紫根の量は5gから始めてもよいでしょう。
 煮詰めた後は紫根のカスをとり、茶こしでこして液体を冷まします。
 上澄み液のみを使用します。
 コットンや手のひらにとりパッティングして使いましょう。
 保管は冷蔵庫でできますが、保存料を使用していないので3~4日ごとに作った方がよいでしょう。

※使用前に必ずパッチテストをしてください。
※効果には個人差があります。
※まれに肌に合わない方がいらっしゃいます。その場合はすぐにご使用をやめてください。

 紫根はムラサキ科のムラサキの根で中国、韓国、日本で生産されています。紫根の中の成分シコニン、アセチルシコニンには抗炎症・肉芽形成促進作用など傷を治癒する薬効があります。抗菌・抗炎症作用もあるので火傷や痔の治療にもよく使われます。
 江戸時代、和歌山県出身の医家・華岡青洲先生は紫根を主薬とした紫雲膏をつくり広く知れ渡ることになりました。もともとは中国が明の時代、陳実功という先生が紫根、当帰、黄蝋、ごま油でつくる潤肌膏という塗り薬がありました。ここに豚脂、つまりラードを加えたものが紫雲膏になります。豚脂は皮膚への浸透性を高めるために加えられていると思われます。においはあまりないですがこれがべたつくもとになっています。
 紫雲膏はお肌の乾燥によいです。そのほか火傷、擦り傷、たこ、うおのめなどに用いられています。
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by kanpousinise | 2011-10-21 19:26

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