水毒(すいどく)   

2011年 08月 29日

 水毒とは水の代謝・排泄の障害をいいます。この考え方は江戸時代中期に遡ります。
このとき日本の医家、吉益南涯(よしますなんがい)(1750-1813)は気血水論を提唱します。南涯はその中で「病人の病態は気血水の変動によって生じる」と考えました。気・血・水それぞれがバランスを保つことで健康な体として機能すると考えたのです。
 水は皮膚を滋潤して眼・鼻・口・舌を滋潤します。さらに血脈に入り骨へ流れて骨髄や脳を滋潤します。水は不足すると健康を害しますが、過剰になってもよくありません。過剰になった水は同じところにとどまると化熱しドロドロとした『痰(たん)』となり、体内に停滞し気血の巡りを悪くします。
 日本は島国です。海に囲まれたこの国は湿気が多く、余分な湿気を体にとどめやすい環境にあります。余分な水は浮腫・胸水・腹水・耳鳴り・頭痛・めまい・アレルギー性鼻炎・関節内の水腫など体調に変化を及ぼします。雨や湿度の高い日に調子が悪いと感じることもあります。
 漢方薬で体内に偏在する水を追い出し、水毒を治療しましょう。
<水毒治療の漢方薬>

生薬を500gずつ購入して煎じて作れば効果的かつ経済的です。

吉益南涯像↓
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by kanpousinise | 2011-08-29 15:02

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