混元丹飴の由来
2012年 05月 24日
元禄5年(1692年)飛騨高山を治めていた大名・金森長近が
死去したことにともない、
金森家は出羽国へ移封されることになった。
幕府の命により前田家は軍を出し高山城の接収にあたったが戦闘
になるおそれもあり、藩士達は緊張のまま高山へ向けて出陣した。
このとき加賀藩より携帯させたのが陣中の秘果「混元丹飴」であった。
それ以来、中屋家では有事の際に製造がなされたと伝えられる。
まさに元気ハツラツになる栄養満点の非常食といえるだろう。
混元丹飴の配合成分
高麗人参・・・・・ウコギ科オタネニンジンの根、韓国が主な産地。朝鮮人参ともいわれる。
プラセンタ・・・・・ブタ胎盤100パーセントの粉末。国内で衛生的に製造されたもので
混元、紫河車とも呼ばれる。
枸杞の実・・・・・・ナス科のクコの果実。「千里の旅をする。クコとラマは食することなかれ。
二物は精気を補益し強精するからなり。」といわれる。
黄精・・・・・・・ユリ科のナルコユリの根茎。小林一茶は自ら栽培して、
その根を食べたり酒に浸したりした。
六十歳になっても子をなしたといわれる艶福家であつた。
亜鉛・・・・・海藻亜鉛を原料にしている。亜鉛不足の中高年に朗報である。
ウコン・・・・・・ショウガ科ウコンの根茎。「ウコンの力をあなどるなかれ」といわれる。
夏みかんの皮・・・・・・日本産ミカン科ナツミカンの成熟果実の皮。香りがいい。
赤芍(せきしゃく)・・・・・・・「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」百邪を
払う言い伝えあり。
その他・・・・コンスターチ、水飴、砂糖。
混元丹飴
死去したことにともない、
金森家は出羽国へ移封されることになった。
幕府の命により前田家は軍を出し高山城の接収にあたったが戦闘
になるおそれもあり、藩士達は緊張のまま高山へ向けて出陣した。
このとき加賀藩より携帯させたのが陣中の秘果「混元丹飴」であった。
それ以来、中屋家では有事の際に製造がなされたと伝えられる。
まさに元気ハツラツになる栄養満点の非常食といえるだろう。
混元丹飴の配合成分
高麗人参・・・・・ウコギ科オタネニンジンの根、韓国が主な産地。朝鮮人参ともいわれる。
プラセンタ・・・・・ブタ胎盤100パーセントの粉末。国内で衛生的に製造されたもので
混元、紫河車とも呼ばれる。
枸杞の実・・・・・・ナス科のクコの果実。「千里の旅をする。クコとラマは食することなかれ。
二物は精気を補益し強精するからなり。」といわれる。
黄精・・・・・・・ユリ科のナルコユリの根茎。小林一茶は自ら栽培して、
その根を食べたり酒に浸したりした。
六十歳になっても子をなしたといわれる艶福家であつた。
亜鉛・・・・・海藻亜鉛を原料にしている。亜鉛不足の中高年に朗報である。
ウコン・・・・・・ショウガ科ウコンの根茎。「ウコンの力をあなどるなかれ」といわれる。
夏みかんの皮・・・・・・日本産ミカン科ナツミカンの成熟果実の皮。香りがいい。
赤芍(せきしゃく)・・・・・・・「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」百邪を
払う言い伝えあり。
その他・・・・コンスターチ、水飴、砂糖。
混元丹飴
by kanpousinise | 2012-05-24 22:57