2011年 03月 05日 ( 1 )   

高貴薬・牛黄(ごおう)とは   

2011年 03月 05日

牛黄(ごおう)は牛の胆嚢または胆管にできた結石で大きさ1cm〜3cm
の不規則な球形、または角のとれたサイコロのような形をした赤みがかった
黄褐色の物質で軽く割ってみると、木の年輪のような同心円状の層がある。
口に含むと心地よい苦味とかすかに甘味がある。
日本薬局方という国の定めた公定書にも記載されている立派な薬でもある。
ビリルビンを主成分とし科学的な分析方法も確立され一定の水準以上のもの
が輸入されるように品質管理されている。
滋養強壮剤、強心剤、高血圧、中風、小児用薬として様々な医薬品に配合
されている。
但し、生産国によって品質には差があり、ここが牛黄の最も難しいところ
といえそう。
品質のいいところから順番に豪州産、北米産、中米産、南米産、中国産、
印度産となっている。一番良品の豪州産と印度産ではこれが同じ牛黄かと
見まごう程、品質に差がある。当然価格にも差があり豪州産と印度産では
3倍以上の価格差がある。
豪州産で一般小売売価が3.75グラムで20,000円位である。印度産は
6,000円位。北米産、南米産、中国産はこの中間の価格帯である。
そこで、牛黄の鑑定に職人的な勘と経験が要求されてくる。
「金」の売買価格が1グラム3,800円くらいだから、仮に3.75
グラムとして、約14,000円にしかならない。
いかに牛黄が高額かご理解いただけると思う。
一般では豪州産と北米産と中、南米産を見極めることは極めて困難だが、
経験を積めばわかるようになる。
従って、長い経験と熟練した鑑定眼のある信頼できる店で買うより他に方法
がない。

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by kanpousinise | 2011-03-05 11:29